Tower(6ページ)

「かいけつブロリー」
確かこの本は面白い。弟が楽しんで読んでいたのをふと思い出した。でもこの本は低学年向けの本だった。
本を手にとり裏表紙を見たら そう記載されていた。

―僕はもう五年だ。流石に低学年向けの本を読むのは嫌だ。

そう思った少年は「かいけつブロリー」の本を棚に戻し、難しそうな本を探し始めた。


あれこれ探してるうちに 小崎は一冊の本に魅かれた(ひかれた)。



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